マッドマックス 怒りのデスロード 2D字幕 in 沖縄(3回目)

荒廃した近未来を舞台に妻子を殺された男マックスの復讐劇を描いた「マッドマックス」(1979)のシリーズ第4作。85年の「マッドマックス サンダードーム」以来30年ぶりの新作となり、過去3作でメル・ギブソンが扮した主人公マックスを、新たに「ダークナイト ライジング」「インセプション」のトム・ハーディが演じた。資源が枯渇し、法も秩序も崩壊した世界。愛する者を奪われ、荒野をさまようマックスは、砂漠を支配する凶悪なイモータン・ジョーの軍団に捕らえられる。そこへジョー配下の女戦士フュリオサらが現れ、マックスはジョーへの反乱を計画する彼らと力をあわせ、自由への逃走を開始する。フュリオサ役でシャーリーズ・セロンが共演し、監督・脚本は過去3作同様にジョージ・ミラーが担当。

監督、製作、脚本:ジョージ・ミラー
製作:ダグ・ミッチェ、P・J・ボーテン
製作総指揮:イアイン・スミス、クリス・デファリア
脚本:ブレンダン・マッカーシー
撮影:ジョン・シール
美術:コリン・ギブソン
衣装:ジェニー・ビーバン
編集:マーガレット・シクセル
音楽:ジャンキー・XL
視覚効果監修:アンドリュー・ジャクソン

沖縄旅行中もマッドマックスは欠かさない。本当は外人が多そうな北谷町アメリカンビレッジでヤりたかったのだが、時間の都合が合わずに断念。宿泊先に近い那覇のシネマQでヤッてきた。

やはり沖縄でヤるマッドマックスは一味違う。ダイビングをして一杯やった後の完全リラックスムードでキメるマッドマックスは最高。3回見ても全く飽きない。未だに鳥肌が立つ。ドューフ・ワゴンの登場シーンのショット、カメラが太鼓隊から車両側面に回り込んできてフレアをキラリさせてからギタリストを捉え、その斜め上でフィックス。ヒャッハー!もうかっこいいにもほどがある。

フュリオサと副官みたいな奴とのやり取りが素晴らしい。裏切りの最中なのでこの時のフュリオサは言葉が少ないが、普段は阿吽の呼吸で作戦を指揮してるんだろうなと思わせるシーン。ぎりぎりになるまでフュリオサの裏切に気づかないのも、それだけの信頼関係があるということだろう。2人でタイミングを合わせて発砲するシーン、ホーンを鳴らして「ぶっつぶす!」ウォーボーイズ「ヒャッハー!」のシーンは最高。

アナと雪の女王」で「劇場で歌おう!」企画があったけど、マッドマックスも「劇場でヒャッハー!」企画(銀のスプレー付き)をやってほしい。

鳥取砂丘で巨大スクリーンを置いて、ドライブインシアターをやってほしい。

そろそろ褒める言葉が枯渇してきたので他の人の評論を紹介する。いい映画はいい評論を生む。マッドマックスも例外ではなく素晴らしい評論がネット上を賑わしているが、最も気になったものはこれ。

「『マッドマックス』におけるフェミニズムと、マゾヒズムによる権力の解体」
フェミニズムの視点から相当突っ込んだ論を展開している。僕には全く思いつかない視点で面白かった。

自らを性奴隷として征服したイモータン・ジョーとの子供を産んで育てることが出来るか悩んでいた臨月の妊婦「スプレンディド・アングラード」が、子供を産み死ぬ“聖母”ではなく、自らの意思で戦い、その結果殉職したことにもっとも祝福を送りたい気持ちになりました。これは、「中絶」のメタファーでもあるからです。

多くの映画では、妊婦や子供は死なない仕様になっているし、妊娠した女性には「母性」のようなものが芽生えて無条件でお腹の中の子供を愛してしまう。ですが、現実の世界は、お腹の中の子供を100%祝福できるような女性ばかりではありません。

ここらへんはとても興味深い。